メビウス10/14

さぁ!溜まってた感想を一気に!(笑)
まずはウルトラマンメビウス

ジョージ「ウルトラマン好きな奴に悪い奴はいない」
コノミ「信じたかったの!」

この二つの台詞で十分ドラマは語りつくせるかと。
さすがキャラクターを毎回、大事に丁寧に描いて生かす長谷川圭一脚本です。

コノミちゃんのメガネコンプレックスは、僕にもよく解るんです。正直、視力が落ちたことが発覚しても、メガネをかけるのは嫌だったもんな。
だって元々あだ名が「サル」だったから、当然「メガネザル」って呼ばれるわけじゃない?(爆)
今回も、あの可愛い可愛い子コノミちゃんに対しても、「メガネザル」をはじめとして相当な罵声が浴びせられていました。

そんなコノミちゃんがもらった一番の宝が、「自信」。
実は僕も、まだはっきりとした形では持っていない、もしかしたら人生で一番大事なプレシャスかもしれません(おいおい番組が違うぞ)

そんなコノミちゃんの心の動きを、「メガネ」という小道具で目に見える形で描いているのが素晴らしかったと思います。
そして「信じたかった」という台詞。前回からオープニングが2コーラス目に変わったんですが(そういえば毎回、あのウルトラ兄弟の名シーンも流れる様になったのね)、その歌詞「仲間を信じていたい」から引用したのではないかと思しき台詞です。長谷川さんならやりかねない。

絵的に言えば、ミサキ女史プロデュースによるコノミちゃん七変化が萌え〜です<この言葉は好きじゃないけど、今回ばかりは(^^;;;

痴漢に間違われる二人は放置(笑)


と、
ここまで書いてくると、この話に出てくる怪獣は別になんだって構わないことがお分かりになろうかと思いますが、そこに敢えて「円盤生物ノーバ」を持ってきたのが、今回唯一且つ最大の失敗でした。

円盤生物とは、「ウルトラマンレオ」の終盤12話に出現した、ブラック指令がブラックスターから送り込む生物兵器のことです。
ということは。
指令者であるブラック指令抜きで、円盤生物の復活はありえない。
ヤプールの様に、ファイナルクロスシールドが破られたとか、もしくは前回のゼットンのようにマケットにするつもりが自律的に動き出してしまったとか、ストックもしくは細胞が生き残っていたとか(ゴルゴン星人がつれてきたサラマンドラはこのパターン)、何でもいいんです、何かしらエクスキューズをつけるべきでした。