メビウス第30話「約束の炎」

さてこの前後編で、何故ウルトラマンタロウが出演したのか。
大人の目で考えていたんですよ。

設定としては、公式サイトによると、あの最終回の後、彼は地球に残ってたんだけど、ウルトラ4兄弟が地球に常駐することになって(映画の設定)ウルトラの星に帰還、セブンに変わって教官の職に就いたという事になってます。

実は「メビウス」という作品、先に映画の方が撮影されて、それからテレビシリーズが撮入してるんですよね。で、映画の方では東光太郎役・篠田三郎さんのスケジュールが取れなかったので、他のウルトラ兄弟とタロウ(ゾフィーは当然だけど)は別行動を取らざるを得ず、その関係で「タロウはウルトラの星に教官として残っている」という設定が出来たんじゃないかとかんぐっておりました。

しかし今回、ミライの口からウルトラの星の歴史が語られる場面があり、それは「ウルトラマンタロウ」の中でゾフィーが語って以来のことでした。
ということで、そんな画期的台詞が出た回に、タロウが出現するのは非常にタイムリーだった、という結果になりましたね。

末っ子タロウが教官としての貫禄十分に現れ、
「私を見くびるな!」
というかっこいい台詞まで残してくれたのは嬉しかった。
ただ、やっぱり最後まで「シュワー」声を出してくれず、飛び去るときも「タァー!」だって、石丸さん違うよ(^^;

メビウスの「バーニングブレイブ」ですが、自分の意志で体の模様を変更したってことですよね。元々、地球人に変身する能力があるんだから、多少体の色を変えるくらいは平気で出来ちゃうんでしょうね。
そうなると、あの、自然の生物としてはあまりに人工的すぎて違和感のあるボディラインも、まぁ納得できるかな。