週末の特撮番組

自分でもどう論評して良いか、考えが纏まらないのですが、両作品共に往年の作品のパロディが入っていました。
ウルトラマンマックス」では、初代「ウルトラマン」第2話「侵略者を撃て」(バルタン星人登場)。
寝ぼけた隊員の描写や分身の術、ボディスナッチ(今回は「化けていた」だけのようですが)など。
マジレンジャー」では、敵が忍者だったため「仮面の忍者赤影」の登場シーンと名乗り(「参上!」)、白影さんの凧(今回凧に乗ったのはマジシャインことヒカル)。


ボクの中では、「マックス」に対しては否定的で、「マジレンジャー」に対しては肯定的な印象が残っています。
その理由が自分でもハッキリしないのですが、


敢えて言葉にするのであれば、「マックス」は過去のシリーズの知名度に頼ろうとしているのに対し(かの村石監督がなさるとは思えないんですが)、「マジレンジャー」では「解る人だけ解って、解らないなら別にいいけど」というおまけ程度の扱いに過ぎないせいでは無いかな?


とはいえ、「マックス」でも別にバルタン星人登場の回を知らなくてもストーリーは解るんですよね。
何なんだろう、この感覚の差は。


因みに、ボクは「義経」も特撮番組として楽しんでおります(笑)
監督が黛りんたろうさんの回は特に、アニメ的な美しさが画面に満ちているように思います。
光と影のコントラスト。今日はBSで見たので、その画質の良さから特に感銘を受けたのかもしれません。

今回の白眉は、義経と母・常磐御前の別れのシーンでしょうね。
あんな演出を考えるのはさすがりんたろう監督だと思いました。


細かいところで気になったのは、義経の郎等が、義経のことを「御曹司」ではなく「殿」と呼び始めたこと。一人前と認めた、ということなのか、頼朝を源氏唯一の統領と考えなくなった意志表示なのか。


変わったことと言えば、前回から「マジレンジャー」のオープニングが新バージョンに変更されました。メンバーの表情が良くなってます。女の子二人が明らかに可愛くなってる。


女の事言えば「ハロモニ。」にも触れておこう。ネタバレにならない程度ですが、「レギュラー」「パペットマペット」面白い。小春ちゃん、さゆに英才教育受けてそうだ(笑)
梨華の司会は、相変わらず「好き」です。