銀盤が溶けるほど

野球界の巨星墜つ時、銀盤に新星現る・・・

フィギュアスケートです。

天下布「舞」を狙う織田と高橋の男子トリノオリンピック出場枠を賭けた戦いも熾烈ですが、やはり美姫ヲタとしては女子に注目です。

トップバッターとしてスピンで痛いミスを犯したもののジャンプの技術力を買われて暫定1位を続ける美姫様。
高速ドーナツスピンなど、全てノーミスで演技をこなしガッツポーズまで出したものの、評価が意外に低く笑顔を消してしまった中野。
外国人有力選手が点数をのばせない中、ほとんどノープレッシャーで銀盤に立つ少女、浅田真央
キュートな「ダンス」の中に、3回転・3回転のコンビネーションを実に「簡単そうに」組み込み、ワンハンド・ビールマンという得意技を合わせて、美姫様の技術点31を大きく上回る36点を叩きだし、トータルでも64点を超える圧倒的な評価を受けました。
最後に控える女王・スルツカヤ
しかし彼女ともあろう人が、真央ちゃんの演技にプレッシャーを感じたのでしょうか、ジャンプの回転数を落とす痛恨のミスで、技術点を28点まで落としてしまいます。

ショートプログラム結果。
1位・浅田真央、2位・スルツカヤ、3位・安藤美姫

真央ちゃんは「トリプルアクセル2回」を予告。世界一に一番近い位置を楽しむ余裕を見せています。
奇跡の「トリノ出場」を決めるのか?
一方、3位ながら真央ちゃんに大きく水を開けられてしまった美姫様。真央ちゃんの演技を見つめていた、あの闘志に溢れた、悔しさを噛みしめた表情が、明日の活躍を期しているように思えました。彼女も最終兵器「4回転」の封印を解くことを明言。失敗すると減点のリスクを負いながら、一発逆転を目指して是非飛んでもらいたいものです。

更に女王スルツカヤもこれで終わるとは思えないし、中野も大逆転を目指して悔いのない演技をして欲しいと思います。

明日、冷たい銀盤の上で熱い戦いが・・・
Don't miss it!