真央、世界へ

フィギュアスケートGPファイナル。本日、フリープログラムが行われて、順位が決定しました。

浅田真央優勝!!!

美姫ヲタのボクも魅了されましたよ。

まず、昨日のショートプログラムの順位の低い順に滑走することになってるので、6・5位の選手が先発し、4位の中野、3位の美姫様の演技が続きますが、ここまでの4人が必ず何かしらミスを冒すんですね。
美姫様に至っては派手に転んでしまうし。残念ながら初っぱなで転んでしまったために4回転ジャンプも封印したまま。技術点がかなり引かれてしまい中野に逆転されてしまいました。

彼女たち4人に、「浅田真央」の存在、昨日の演技がプレッシャーとしてのしかかったのではないか、とも推測できるんですね。
もちろん、フリーではショートより難易度の高い技を持ってくるわけだから、ミスのリスクは高い、確かにその通りなんですけど。
オリンピック出場できないほどの「小娘」に、追い抜かれている。地位を奪われる。
その危機感。どれほどの圧力だったでしょう。

一方、女王・スルツカヤはさすがでした。ノーミス。昨日真央ちゃんに遅れをとったのはミスのせいで、ミスさえしなければ優勝は絶対・・・試合の中で調整し直してくる辺りが「女王」たる所以でしょう。
動揺から立ち直れず、最後まで思い動きに終止してしまった美姫様との違いは歴然でした。

しかし!!!
そのスルツカヤが滑り終わった後、へーきで(笑)トリプルアクセルを跳んでしまう真央ちゃん!
彼女にはプレッシャーはないのか!
予定との変更点と言えば、トリプルアクセルを2回ではなく1回に減らしたくらい。

結果。
ノーミスのスルツカヤを、フリーの点数でも凌駕し、ショート・フリー・総合の完全優勝を成し遂げてしまいました!

本当に、彼女がオリンピックに出られないのは残念ですが、「実は、金メダリストの○○(ここにスルツカヤの名前が入る可能性が高いそうですが)よりも、浅田真央という女の子の方が強いんだよ」という伝説のチャンピオンになるというのもかっこいいかもね。

表彰式直前の憮然とした中野の表情。
その表彰台に登ることさえなかった美姫様の悔しさ。

恐らくは大会を観戦していたであろう恩田・村主・荒川の胸中たるや・・・

トリノオリンピックの代表選考からますます目が離せなくなりました。

でさ。
琴欧州はなにしてんねん(笑)