仮面ライダーカブト

今回は、きちんと評価するために、最初は我慢して(笑)見てみようかと。
クウガやアギトの時のように、途中で耐え切れなくなって落ちるかも知れんけど)

こういう時ね、先入観が非常に強いボクの性格がすごく邪魔になります。
いらん予備知識も多かったりするし。
敵の二段変身を見てイナズマンを思い出すのはボクだけじゃないだろうけど、「ゼクトルーパー」つまり量産型マスクドライダーを見て「仮面ライダーSPIRITS」のバダン帝国のコマンドロイドを思い出したり、未知の敵に対して人類側に組織があって、本来変身するはずだった組織の構成員ではない人物が飛び込みで変身するのを見て「超光戦士シャンゼリオン」を思い出したりするのは、本当にいらんことだなと(汗)
これほとんど、「カブト」の、仮面ライダーとしての新機軸なんだろうけどね。
敵の名前「ワーム」ってのを聞いて、原作版「仮面ライダー」でショッカーがライダー(本郷)に対して「ワーム(虫けら)」って呼んでたなぁ、なんて思い出したのは全国で100人いればいいほうだろうと。

もちろんデザイン的に「仮面ライダーストロンガー」「重甲ビーファイター」に似てるとか(後者に関してはネーミングもね)、ZECT自体が「アギト」時代の「G3ユニット」の大袈裟版に見えるとか(もしかして555とか剣にも似てるのかな)そういう目線もありますが。

まぁこれだけヒーローの歴史が長くなってくると、何をやっても何か以前にやってる作品があるわけでね。「仮面ライダーとして新機軸」だったとしても「ヒーローもの」としては新しくなかったりするんですよ。
だから、今後は企画自体立てるのが難しくなるんですけど、今後はその「枠」の中で、如何に面白いストーリーを作っていくか、を注目していきたいと思います。

その中で、キャラクターについて。主人公はちょっと面白いかな。もっと徹底して、例えるなら「快傑ズバット」の早川健くらいまで行ってくれた方がいいかも。今のまだといけすかねぇ兄ちゃんにすぎん(笑)

あとはね〜。最近のイケメンはルックス似すぎだよw
いや、女性は見分けるんだが、男はね(苦笑)
登場人物をこれだけ多くしてて、しかも戦隊と違って「所属がバラ」だと、並べて比べて覚えるのが難しいので(並べると全然違う顔でも、単品で見るとよく似てると感じてしまうことがある)、髪型をはっきり変えるとか、毎回同じ服を着るとか、工夫がほしいところです。

ワームの圧倒的強さを先に見せておいて、最後にライダーの活躍を見せる。この流れは、ちゃんと「第1話っぽさ」を解ってるじゃないの!と、好意を持ってみることが出来ました。

さて次回、どんな風に第1話を受けた話つくりをするかな?