マジで決めたぜマジレンジャー!

とうとう終わってしまいましたよ、マジレンジャー
客観的にも面白いシリーズだったし、個人的には昨年、入院した直後に始まった番組だったこともあって思い入れが強いシリーズでした。

最後の名乗りが「魔法家族」だったところなんかが、実に「らしかった」ですね。
そう!麗姉とヒカル先生が結婚したことで、みんな家族になったのですよ。
父・母・長男・長女・次女・次女の婿・次男・三男の8人。
(一応、スノウジェルも、ボク待望のルナジェルもいたんだけど、家族じゃないせいか蚊帳の外。う〜ん、明日ちゃんは今日も可愛い!)
しかも巨大化したン・マに対し、等身大で戦ってやっつけてしまう。
勝ったのは「戦力」ではない、という目に見える演出、こういうの大好きです。

更には、絶対的に敵だったはずのインフェルシアのスフィンクスバンキュリアが心を開き味方についてくれるという。まぁナイ・メアは殺さないだろうなと思ってましたが(笑)
だって可愛いから(笑)
片方はさゆに似てるし(爆)
まぁ冗談抜きでね、人間界に限らず、天上のマジトピアも、地底冥府インフェルシアも分かり合えるというのは、「きれいごと」かも知れないけれど、素晴らしいメッセージだったと思います。
キメがヘドリアン女王だとほんとに平和になったのかどうか心配になりますが(笑)、どこかの国の新聞が載せた漫画で暴動起こしてる場合じゃないよって思うんですよね。(この風刺画問題も根が深い、お互いにお互いの文化を理解しようとしなきゃいけないのよ。お互い、に。)

秀逸だったのが一年後ですね。
長男長女はほぼそのままだったわけですが(笑)、麗姉はマジトピアで新婚生活を送ってて(今日は里帰りなのね)、新妻ぶりが板についてて(マジでそう思ったの!)ボクもこんなケコーンしたいなって思ってしまう円満ぶり。
翼ちんはボクサーに復帰。

凄いのは魁ちんで、人間界と地底冥府の親善大使として地底で暮らしている設定。
最終決戦時にちょろっと出てきてた山崎さんをほっといて!(笑)
魔法家族がもう一人出来るところだったのになー!
変身アイテムであったマージフォンをインフェルシアとの通信に使うというのもいいですね。戦闘の必要がなくなったら武器として使わないというね。
で、受けているスフィンクスとナイメアはウーザフォンを使ってるのも細かい演出。
お父さん・(元)ウルザードの許可が出てるんだろうなと。

さてアクションシーンに目を移すと、毎年最終回恒例の「変身前の俳優がスーツを着る」というのを今年もしっかりやってました。魁ちんなんて、特別製のマスクまでつくってもらってるじゃん!
・・・
芳姉の胸のところがダブついてたなんていわないでおこう(爆)

最後までフォーマットを崩さない(普通、エンディングテーマが本編に食い込む形で最終回が終わることが多い)のは珍しかったですね。
しかも提供バックでマジレッドがボウケンレッドに電話してる(ボウケンジャーの変身アイテムもケータイらしい。この件に関してはきっと次週、書く事になります)という芸の細かさ。

やはり、子供に見せるドラマは(・・・いや、大人向けドラマもだけど(^^;)細かい気遣いが大事ですよね!
一年間ありがとう、マジレンジャー。ボクもこの一年で、ちょっとは成長できたかな?

長くなったので「カブト」は手短に(^^;
ワームが人間に化けて混じりこんでいるという設定から作られた一本。思ってたのと逆のほうが「偽者」だったというのは面白い仕掛け。あとライダーキックがとび蹴りじゃなくて回し蹴りというのも面白い、杉田かおるか?(爆)