今更モーニング論(ガキさん編)

高機動アッガイさん(id:kon-style)に触発されて、最近興味は失いかけてるとはいえ、こういうものを書いてみようと思います。

石川梨華卒業以前に僕が推していたメンバーから始めてみようかなと。んで、握手繋がりで6期から行こうかと思ったのですが(歴代モーニング娘。の中で、在籍中に握手をしたのは新6期の3人だけ、あのデビュー握手会シリーズで2回握手しました)、今回は敢えてガキさん行きます。

ガキさんってのは、推し甲斐のある子ですよ。デビュー当時の言われ無きブーイングの中を推していて、一気に人気上昇したときの優越感といったら!(笑)
きっかけは、前髪でしたよね。うちの梨華が「ちゃんチャミ」の中で「新垣理沙ことお豆ちゃんが前髪を切った」という意味不明の発言をしたときには全く話題にならなかったのですが(お読みの通り、色々と日本語的に問題のある文章ですし)、数日後、前髪を作ったガキさんが「おはスタ」に出演したときは、もう僕もうろたえましてね(爆笑)
友人の掲示板に、出勤前だというのに携帯から速報書き込みしたり、そういえば先日閉鎖した「ぽじホイ」掲示板の最初の巨大スレッドがこの話題だった(笑)

タイミング(2003年春)というのも絶妙でしたよ。それ以前から「お豆は前髪を作ったほうが可愛くなるはずだ」という声は周囲で上がってたんだけど、僕は「まだだ、まだ我慢しろ」とザンジバルホワイトベースを追撃しているシャアのような発言を繰り返してましたw
これは辻ちゃんツインテール卒業と同じく、ファンの期待度が高まったところで解禁したほうが効果が上がると思ったからです。結果、辻ちゃんガキさんも成功したでしょ。
(逆に安全策をとってインパクトを失ったのがなっちソロデビューですけどこれは別の話)

彼女は2001年8月にオーディションに合格しました。まもなくデビュー5周年ですね。
(5年と言えば、めちゃイケが始まってから岡女。修学旅行が放送されるまでの時間と同じ、こりゃ長いわ)
そしてガキさんが前髪を作ったのが2003年。2年弱といった所。辻ちゃんツインテール卒業(2002年夏)のタイミングとほぼ同じであり、これは計算されたものじゃないかと思う根拠の一つはここに有ります。

で、僕がガキさんを推しはじめたのはもっと前なんですね。2002年の「モーニング・タウン」を見てからです。彼女は、「引っ越して街を去らなければならない」という設定で、その最後近くのシーン、みんなの協力で開店した「あんブラン」の柱を、愛おしそうになでる演技をしたんです。恐らく台本にも無いアドリブ演技。というのもDVDに収録されていないからです。
これを見て、「この子は出来る!」と思いましたね。感動しましたもん。如何にも寂しそうなその「手」の表情、素晴らしかったですよ。

その後、タンポポに抜擢されて、ラジオ番組(OH-SO-RO!)では4人のうち一番台本読みがうまい(!)ことが発覚。持ちコーナーとして「MUSIC TO BE HAPPY」という後期OH-SO-RO!では唯一の音楽コーナーをほとんど噛むことなく仕切っていました。

猛烈なモーヲタ(なっちファン)であるお陰で、努力を惜しまず、技術力(歌とかダンスとか)を着々と上げて行き、最年少を脱却してからは予想通り「姉キャラ」を発揮して次期リーダー最有力候補となっています。
(本来なら矢口〜新垣は直で繋がるはずだったんじゃないかな)

全てをそこそここなす為に、全くこなせないさゆ(爆)などに比べると目立ちにくい弱点は有りますけど、エースになれなくてもリーダーになる素質はあるわけで、実際年上のメンバーも仕切ってるし(サファイヤ姫とか・笑)、僕のようなオールドファンを唯一唸らせる存在、それが新垣里沙なのかなって思います。

(で、小臼歯はいつ抜いたのだ?)