地球を守るヒロイン

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ウルトラマンメビウス」の防衛チーム、CREW GUYSのコノミ隊員を演じておられる平田弥里さんのブログです。

ヒーローを何でもかんでも信用しないで、正しいことって何かなとちゃんと考えながら演じてくれていたんだろうなと思うと、昔からのヒーローファンとしては心から嬉しく思います。

平田さんが書かれている通り、アンパンマンがいつも絶対的に正しくて、何もしていなくてもばいきんまんは倒されるべき存在であると描かれていたとしたら(実際見ていないので、あまり厳しい批判は書けないのですが)、それは確かに子供番組として問題のある内容だったといえます。

怪獣は、敵キャラは、何が何でもやっつけるべきだという考え方は、いじめなどの問題にも直結する、間違った正義感に繋がります。
「正義は何だ」と主題歌で問いかけてきたのは、今から10年ほど前の「ウルトラマンダイナ」ですが、ウルトラシリーズとは(最新の「メビウス」に至るまで)常に「何が正しいか」を自分でちゃんと考えようと訴え続けており、僕はだからこそこんなに長い間生き残れる人気シリーズになったんだと思います。
(「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンA」の最終回をはじめとして、昭和シリーズでも何度もこのメッセージは訴えられています)

平田さんとしては日常の出来事から感じたことを素直に更新なさったのでしょうが、彼女も1年間ウルトラマンと共に地球を守ってきたわけで、しっかりウルトラスピリッツを継承なさっているんですね!