英雄達と誇れるその日

星野JAPAN、北京オリンピック出場決定!

いやぁ凄かった。
最初のフィリピン戦は文句無しのコールド勝ち。
韓国戦はダルビッシュじゃなくて成瀬だったんだけど、先制されたら即座に逆転、シーソーゲームではありますが最後まで守り勝った試合でした。
スターティングメンバーを発表の後で大幅に変えるというモラル違反な戦略で勝ちに来た韓国。それだけ日本には是が非でも勝ちたかったんだろうし、普通にやっても勝てないと危機感を持たれていたんでしょうね。
日本の継投が絶妙で、早めに成瀬を川上憲伸にスイッチ。彼が炎のような燃えるピッチングを行うと岩瀬を投入。
普通では考えられない、岩瀬の2イニング以上のロングリリーフ。
1点こそ奪われたけれど、渾身の内角で三振を取ってガッツポーズを見せた岩瀬に、稲葉が追加点タイムリーで応える。

「チーム」になってるなぁ。

今日の台湾戦。先制したものの台湾の先発に抑えられて苦戦を強いられ、ダルビッシュも本調子でなく、昨日の打線の繋がりが見られない。
その打線が目覚めたのが、ダルが逆転の一発を喰ってからでした。
一挙6点を挙げたビッグイニングの素晴らしいこと。
満を持して代走に投入した宮本キャプテンのスライディング(ここは荒木でもよかったところを、敢えて経験を積んだベテランを起用したのが成功しました)。
続いて、ここまでチャンスに強い打撃を見せていたサブローにまさかのスクイズ
それからは怒涛の連打連打。

「意外な」采配が多かった星野監督でいたが、後から振り返ってみると奇襲は一度もしていない。スクイズは確かに意表をついたけれども、一気に流れを日本に持ってくるには絶好の賭けだったといえます。

感極まって涙を浮かべる星野監督
WBC王監督とはまた一味違う、代表の名監督が生まれました。

来年が楽しみだ!
シュトロハイム氏があの台詞をはきたくてうずうずしておりますよ(笑)