Election day

（タイトルは昔、DURAN DURANのメンバーが結成したユニット、Arcadiaのデビュー曲）

本日、優勢民営化法案が参議院本会議で否決され、小泉純一郎総理大臣は緊急閣議を開き、衆議院解散を決めました。（この閣議の際、解散に反対した農林水産大臣が罷免されました）

これにより今夕、衆議院は解散し、総選挙が行われる運びとなりました。

今回はかなり複雑です。
自民党が「賛成派」「反対派」に分裂した・・・と言いますが、実際今日反対票を入れた人の内、かなりの割合の人が「郵政民営化」よりも「アンチ小泉」という理由で青票を投じたように思えるのです。

財政再編のため、既得権益を斬る痛みを享受しながら、郵政改革を押し進める意義は解るように思えます。
しかし「何故、今、この議題を、ここまで意地になって」進めるのか・・・と考えると、疑問を感じています。
外交問題はかなり大変だと思うし・・・
財政に関しても、もっと削れるところはあると思うのですよ。
某お役人さんが激安で住んでいる官舎を取り上げるとか、ほとんど金をどぶに捨てているような公共事業とか・・・

しかしどこを斬ろうとしても「既得権益」を捨てたがる人はいないだろうし、「族」議員って言葉がある限り苦しいであろう、とは思うのです。

他の目線から見ます。
参議院で否決されたからといって衆議院を解散させる。
これは「アリ」なんでしょうか？
「次は公認しないぞ」と脅しをかけて採決に持ち込む、これは「アリ」なんでしょうか？

政党政治ってのは、こう言うことなんでしょうか？

今回だけはみんな、ちゃんと考えて投票した方がいいと思う。
小泉総理に、大統領並の絶対権力を持たせて良いものか？（この選挙で勝ったら、結果的に国民がそれを認めたことになる・・・ようです）
かといって、対抗する勢力が頼むに足るか？
民主党、共産党、社民党・・・そして自民党から分裂して誕生するかもしれない新党。

はい、ここまでの発言のほとんどはテレビやラジオのニュースからの受け売りに過ぎません。
ですので皆さん、投票する基準は自分で考えて下さい。
ボクが知らない情報もあるでしょう。ボクが書いてはいるが、解釈を間違ってる情報もあるでしょう。
だから自分で考えて・・・

でも一つだけ言っておきたいのは、ここを読んで下さっている、選挙権のある大人の皆さんは、出来る限りニュースや新聞や政見放送で情報収集し、投票行って外食しましょう（いや外食は・・・(^^;）。