精霊流し
13、14日は友人ドワーフさんと遊んでおりました。
主たる目的はTEAM NACSの福岡公演、「CONPOSER」観劇。
想像以上に面白かったです。福岡では「水曜どうでしょう」の放送がないため、一番の広告塔である大泉洋さんの知名度さえ低い厳しい土地柄。実際、チケットの売り上げも厳しいと聞いていましたが、ところがどっこい遠征組も交えて大入りでした。
ベートーベン、シューベルト、サリエリ、ベートーベンの養子カール、そしてモーツァルトの亡霊という4人とオバケによるお芝居で、笑いと泣かせのバランスが絶妙だったと思います。
その後は福岡三越での仮面ライダーフェスティバル。
・・・歴代のオープニング映像などのスクリーンの前に食いつき小一時間動かない三十路男性二人(泣)
いつもの「信秀本店」で呑んで喰って、
翌日は三井グリーンランドに移動、「仮面ライダー響鬼」のイベントに参加です。
主演の細川茂樹さんと威吹鬼役・渋江譲二さんのトークショーが開かれるのです。
(その為に予習として初めてちゃんと響鬼を見ました(^^;)
開場は開演1時間前、でもってほぼそこに拘束されたので、あちこち動く予定が何も出来ず・・・
これで大幅に予定が狂っちゃいました。
現れた細川・渋江両氏。
細川さんはいきなり「暑いから早く終わろう」などと言いだし、「さすが大河俳優は違うねぇ」と軽く引きましたが・・・お子さん達(とイケメン狙いのお姉さま方)が司会のお姉さんに指導されるままに「ひびき〜!」と呼ぶ声の中、「重衡〜」と叫んだボクは音撃をいくら喰らってもあきたらんでしょうけども(^^;・・・
でも、質問コーナーで頑張って質問してくれたお客さん(主にお子さん、時にお母さんが「代理」の名目で、若しくはもろうら若き女性)に、自らステージを降りてプレゼントを手渡している姿はカッコよかったです。
基本的に映画の宣伝。福岡の鬼・ハバタキさんも来てくれてたんだけど、細川さん「地味」と一蹴。
終止、クールで無気力っぽい雰囲気と大人の優しさが同居したような、ボクのようなアウェイから見たらどう考えていいのか困っちゃう空気でした(^^;
ヒット質問集。
- ちっちゃな男の子「どうやったら変身出来るんですか?」
細川さん、彼の持っている変身グッズ音叉で変身ポーズ披露。V3・宮内洋さんは滅多にやってくれないのよ!(笑)続いてイブキ変身も強要する先輩鬼(笑)
- 女性客「どうしてかっこいいんですか?」
渋江ヲタさんの恋は盲目発言、しかも2回も(笑)司会者困り果てる。
- 「好きな人はいますか?」
スポーツ新聞の記者が混じってるのかと思った(笑)
適当にお茶を濁そうとする渋江さんに、敢えてツッコミを入れて更なる窮地に追い込む先輩鬼(笑)
トークショーは30分で終了。今度はスーツアクターによる仮面ライダー響鬼&剣のショー。
テレビでの設定を活かし、よく頑張ってる作りだったそうです。
(ストーリー知らないんで(^^;)
でもこの炎天下、あれだけ動けるアクターには感心します。
続いてはウルトラマンランドに移動。
途中、ちょっとプラモを海に行ったりしたので(HGUCのV作戦セット)ショーは後半だけ見ることになったのですが、これが・・・
宇宙の平和を守るため、「人間を排除する」という選択肢を選んだ宇宙人に対し、ウルトラマンマックス、コスモス(コロナモード)、ガイア(スプリームバージョン)、アグルV2、そしてカオスウルトラマン(テレビ版コスモスの最終回でコスモスと和解した、シリーズ通じての適役カオスヘッダーの化身)が「人間を守るため」に戦いを挑む、という、
「正義とは何か」
ウルトラマン普遍のテーマを子供達に問うた内容になっていました。
愚かしい戦争の歴史を繰り返す人間だが、ウルトラマンマックスはその未来を信じて、「力による統制」を迫る宇宙人と戦い、倒れ、子供達に囲まれて(本当に客席で倒れ、実際に子供達に手を触れてもらって立ち上がる、ランド始まって以来と思われる観客参加型ステージでした)復活。
子供達に未来を託し、光の国に帰っていくのでした。
その翌日が終戦記念日。
地球では、愚かしい人間が、未だ、戦争やテロを起こしていたり起こそうと準備していたりします。
ウルトラマンに見捨てられない内に、自分たちの力で「平和」を掴まないといけないのかもね。
とりあえず。
今度の衆議院選挙では棄権しないようにしようっと。