世界の中心で「かっとばせ松中」と叫ぶ

さぁ!今年初めての野球の試合ですよ。
WBC日本代表対12球団選抜の壮行試合。
残念ながら仕事の関係で帰宅が8時半を越えてしまい、中継がほとんど見れませんでしたが、当然のように王JAPANが圧勝ですね。
7−0ですか。
ただランニングスコアですと1,2回にダルビッシュから7点もぎ取って1イニング1/3でノックアウトした後は一点も取れていないのが気になりますね。
お互い、キャンプ途中で体が出来上がってないとはいえ、これからこのチームで戦っていかなくてはいけないんです。「1点を取りにいく」練習はしておいた方がよかったと思いますね。

思い出されるのはアテネオリンピックの日本代表との壮行試合。
王監督が率いたプロ野球12球団代表が、中畑監督率いる日本代表に完封勝ちしてしまったこと(笑)
「選手の性能の違いが戦力の決定的差ではないことを教えてやる!」
といわんばかりの采配でした。(そりゃあんた、二塁手が誰もいないんだもん、あのチーム)
その当時、一群でほとんどマスクをかぶらなかった男・田口(現・福岡ソフトバンクホークス育成担当コーチ)に完封されてしまった日本代表は、アテネオリンピックでもやはり優勝できなかったのでした。

そう考えると、たとえ練習試合でも勝てたのはいいことですね。


本当は試合内容を詳しくレポしたいのですが、上記の理由で無理なので、WBCそのものについて語っておきたいと思います。

新聞で読みましたが、この大会ってMLBがテレビの放送を世界に広げるためにたくらんだものらしいですね。だからアメリカ国内での人気・視聴率が低くても、他国に放送権を高く売れたら大成功だということです。

ところが、時期の問題もあって、メジャーの有力選手が出場辞退するという問題が起こってしまい、大会自体が多少なりと骨抜きになった感はあります。

アメリカさんを本気にさせる方法は、やっぱ日本が優勝するしかないのかなって思います。

「どーせ俺たちが出なくたって、優勝はアメリカに決まってる」

なんて思われてたら、めっちゃ癪ですわな。
第一、アメリカで一番強いチームを「ワールドチャンピオン」って言うのだって傲慢だと思うもんね。

ボクが本当に見たいのは、日本一のチームとアメリカ一のチームが戦う「スーパーワールドシリーズ」なんですが、基本的にアメリカが日本を軽視している限り、絶対実現しないですもんね。

ここで、WBCで日本が優勝するなり、少なくともアメリカに勝利すれば、ちょっとでも見直してくれるんじゃないかな。
王監督も、アメリカ戦を最重要視しているようですしね。