感想さまざま

昨日、「小さき勇者たち GAMERA」を見に行ってきました。本当なら昨日のうちに感想をアップすべきなんですけど、その後高校時代以来の友人と朝方まで飲んでたので(笑)今日になりました。いやぁ久々に二日酔いだわ。

ネタばれ防止やりたいので、ガメラは最後に回して。
あ、先に書いておこう。相方〜、夏帆ちゃん可愛かったよ!(^^)

ウルトラマンメビウス

まず、「GAMERA」を見た劇場に、映画「ウルトラマンメビウスウルトラ兄弟」のチラシが置いてありましたので持って帰ってきました。「GAMERA」上映前にも予告編が流れてました。
ハヤタはともかく、本来地球人ではないダンが老けてることをどう説明するつもりだろうか(笑)
でもまともに過去のシリーズを引き継ごうとするその心意気は壮。期待してみようと思います。
初代マンがAタイプのマスクになってるのは過剰サービスなので、この路線で行かれるとちょっと不安ですけどね。
敵宇宙人は初代からザラブ、セブンからガッツ、帰りマンからナックル、タロウからテンペラーとそうそうたる面子が揃ってます。それぞれ最強と言っていい面々、ってそれだったらザラブじゃなくてメフィラスだろうとか、エースからは誰も呼ばれてないぞ、とか(本来ならヒッポリトを呼ぶべきじゃない?)、突っ込みようはありますけども。

さて土曜日放送分の話に入りましょうか。
サドラ。あの鳴き声は霧吹山の深山にこそ似合うと思うんだよな。都会にサドラというのはあまり似合わないかも。でもあのデザインはやっぱり好きなんですよね。ディテールが細々した新しいタイプの怪獣ではなく、サドラやグドンのような「全体のシルエット」で勝負する怪獣が21世紀にも通じると言うのが嬉しいです。
ジョージ関連のエピソードって、これまではウルトラマンに変身する郷秀樹やアスカにありがちな話だったので、それを「その他」の隊員に応用したところが新しかったかな。
あとは新キャラクター「ツルギ」。あれはウルトラマンなのか否か?(顔はウルトラマン風ではないが「口」はウルトラ口だし)アンドロメロスのように、誰かがマスクをかぶってるのか?
この辺り、出来るだけ雑誌とか読まずに情報カットしてるので、もうしばらくワクワクが続けられそうです。

ボウケンジャー

さくら姐さんのあのクールな行動をどう決着つけるのかが楽しみでしたが、「面白い奴だよ」とある程度ぼかして終わらせた辺りがいい味だったと思います。変に教訓めかされても興ざめだしね。あとは普通にダブルヒロインを愛でるのが正しい味わい方かと(笑)
あ、来週はまた新しい美人が出るのねw

さておまけのように(笑)カブトですが、カブトとボウケンジャーの映画のチラシも持ってきたわけですよ。カブトのところの説明書きを読んでみると、

仮面ライダーカブト」は仮面ライダーの原点と言えるムシをモチーフに、史上初の2段変身【キャストオフ】、(以下略)

同じカブトムシモチーフの某先輩のチャージアップは敢然無視ですかい。(もちろんロボライダーもバイオライダーもですが)
まぁ最初からそういう設定になってたのかどうかってところが違うのかもね。(チャージアップは終盤のパワーアップだし、ロボライダーもバイオライダーも平成ライダーも中盤以降だしね、・・・う〜ん、クウガの4段変身も無視かい?)
どうしても平成ライダーには否定的な先入観があるから困っちゃうんだけど、どうも過去のシリーズを真正面から受け継ごうとしていない感じが気に食わないんだな。たぶん。
ただ、新しいなと感心したのは、オロナミンCのCMをやってることかなw

小さき勇者たち

そしてガメラですが、
基本的にジュブナイルといいますか、少年少女が主役である作品(タイトルそのまんま「ジュブナイル」とか・・・あれは鈴木杏ちゃんが可愛かったんだよな・・・とか、「ウルトラマンティガウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア」とか、他にもいっぱい)って好きなので、今回も泣くかなって思ってたけど、案外冷めてましたね。
何が冷めさせた原因かなって考えたら、一つ大きいのはトト=子ガメラのデザイン&造形かもしれません。
と言うのも、本物の小亀を使ってた時間はほんとに感情移入してたんですよ。造形物の「目」、あれは明らかにおもちゃの目です。人為的に、可愛いんじゃないかなと大人が思って作った造形になっている。本物のケヅメリクガメの、白目がない真っ黒な瞳は本当に可愛かったんですよ。
あとは下顎が華奢すぎてバランスが悪い。これは設定として33年前の「アヴァンガメラ」も同じですね。
子供たちが「赤い石」をトトに届けようとリレーするシーンなんか、本来ならボクの涙腺を直撃するはずなんだけど、「なぜあの子達に『トト』という呼び名が通じるのか」など細かいところを気にしてしまって・・・損な性分ですわw
ラストも、その後自衛隊ガメラを追撃しないのか、とかが心配になっちゃいますよね。昔のガメラのように設定がいい意味でラフだったらよかったんですが、「巨大生物対策委員会」とか政府がガメラ対策を立てているというリアルな設定を作ってしまいましたからね。
余韻を残そうとした演出でしょうが、これでは「無責任」と言わざるを得ないでしょう。

総じて楽しめはしました。特にお父さん役の津田さん、あの人はいつもいい味ですよね。「星砂の島、私の島」にも出てたし、なんかよく見る(笑)
夏帆ちゃんも新鮮な魅力でしたよ。
それくらいかな(^^;