メビウス7/22

怪獣繋がり(笑)

今回は特撮で有名な原口監督ということもあり、ビジュアル重視の見ごたえある回になりました。
宇宙人が思い切り和風テイストだったり、剣に「星斬丸」と名づけていたり、科学考証が甘いのはきっと故意。
だって登場宇宙人がマグマだったりバルキーだったりだもん。あの世界観だもんね。
実は初めての再登場宇宙人(ウルトラ族やデータのみのグロテス星人を除く)となったマグマ星人(実は始めてのドキュメントMACデータでもあったはず)。なのに地球では認知されませんでしたね(笑)
バルキー星人は歯をむき出しにして、多少デザイン変更されて悪人面になりました。
ザムシャー(きっと「ザ・武者」だな)とマグマの、オオシマ彗星上での戦いのシーンなどは、さすが監督といった面白い出来。
ただ、ヒカリ(今回はツルギの後身という立場ですが)も含めて、ウルトラマンが台詞劇で話を進めていくのはあまり好みではありません。

その一方で、全くザムシャーは感知してないようだけど地球は大ピンチだったので、GUYSの連中は大活躍。手動でビーム砲(ネーミングのシルバーシャークは明らかにMACパロディでしょうが、「シルバーシャークG」と発音すると「シルバー石神井」って聞こえるんだよねw)を接続し、フリーハンドで照準をつけるという熱いシーン。これとザムシャー・ツルギ・メビウスの戦いが同時平行に行われていたり、前回のグロマイト戦のダメージでガンフェニックスが飛べないとか、以前地球を訪れた宇宙人のおかげでツルギの存在がザムシャーに伝わっているなど、「大河ドラマ」ほど大仰でなく過去の「事実」が「事実」として繋がっている心地いいシリーズ構成には拍手を送りたい。
コーヒーを配ってメンバーの労をねぎらうサコミズ隊長(一人だけ疲れていないのは、やはり人間じゃないから?)の、宇宙人はミライが片付けたという表現も物議を醸しそう。サコミズ=ゾフィー説が更に濃厚に。

コノミちゃんの悩みはメガネの件だったの?(^^;

さて次回は、遂にドキュメントUGMだ!サラマンドラだ!
映画に80も出せ!(無理だな、長谷川初範さん出ないよなw)