水を差します。

だからファイターズの優勝の感動に浸りたい人は読まないでくださいw


今日の2塁審判、山本隆氏には、明確な懲罰と、その発表を行って欲しい。
場合によっては主審・丹波氏もです。

今日は、微妙な判定が複数回あり、少なくとも僕が認識している3回は全てホークス不利に傾きました。

4回の大村のセーフティバントがアウトと判定された件。これはスローで見ると確かにアウトぽいんですが、森脇監督代行が抗議しました。当然、覆るわけもなく、実際「覆るわけはないが一言言っておかなくては気がすまない」という種類の抗議であったと思います。

しかし問題は5回、1アウトランナー1塁にズレータの場面。
打者カブレラが三振し、スタートを切っていたズレータに対しタッチプレーしたショートの金子のグラブからボールがこぼれたので、2塁塁審山本氏が「セーフ」を宣告。
問題はこの後。
ヒルマン監督の抗議により、判定が覆ったのです。
守備妨害!?
はぁ!?(まちゃまちゃか俺は)
どうみても金子の方が、ズレータの足とセカンドベースの間にグラブを差し込んで、アウトにしようと狙ってるじゃん。ズレータは、そりゃ多少激しい当たりをしたかもしれないけれど、それは当然というものです。
僕はテレビ東京系列の中継を見ていたのですが、放送席でも「あれがホームベース上でのクロスプレーなら守備妨害だっただろうか」と論議を呼んでいました。
キャッチャーがプロテクターしているかどうかはともかく、あの程度の当たりを守備妨害にした、

というより、

判定を覆した

ことの方が重大事件でしょう。
この、1試合で優勝が決まるという重要な試合において、このような誤審が起こる。
そうでしょう、誤審でしょう、一つのプレイに「アウト」「セーフ」の正反対の判定が下ったのだから、どちらかが誤審であることは間違いない。
そしてそこに「絶対であるはずの審判が判定を覆す」という問題が起こったので、エラーは二つです。

そうなると、試合を決めた稲葉の内野安打も、もしかしたら2塁はアウトだ単じゃないかと言う疑念さえ生まれてしまうのです。

だから言ってるの。

判定にビデオを導入しろと。

以前問題提起したときも、反対意見が多かったんですが、「実際に審判が絶対じゃないんだから」、ビデオという「補助手段」は絶対に導入し、こんな大事な試合を、消化不良で気持ち悪いものにして欲しくないんですよ。
そう、心配したとおり、ペナントを左右する試合でまたしても誤審問題が起こったんですから。

現時点ではビデオは使えないわけだから、誤審を起こした審判に厳しい処分を行わなくちゃいけないと思います。
絶対である審判の権威を一番失墜させる行為だったのだから。
(あれがホークス有利に裁定が覆っていたら、札幌ドームがどうなっていたことか)